共和党控制的立法机関が可決したウィスコンシン州法は、議会候補者の署名収集プロセスに新たな制限を設けるものだが、保守派グループによって新たな訴訟で異議を申し立てられている。
ミルウォーキー・ジャーナル・センティネル紙によると、「保守系法律事務所ウィスコンシン法律自由研究所は水曜日、保守系市民投票権擁護政治活動委員会(Americans for Citizen Voting PAC)を代理して、ウォーキシャ巡回裁判所に訴訟を提起した。この訴訟は、民主党のトニー・エバーズ知事が3月に署名した新法をめぐるもので、ウィスコンシン選挙委員会のメンバーを被告としている」とのことだ。

この法律は共和党のジム・ピウォワルチク下院議員が起草したもので、ウィスコンシン州共和党政界の長年の実力者である州議会議長ロビン・ボスのリコール運動に対応して可決された。
報告によると、そのリコール運動で収集された署名を審査したところ、署名収集に携わった「十数人以上」が不正な署名を提出していたことが判明した。また、署名収集の違反者の多くはウィスコンシン州在住ではなく、州外から運動のために来ていた。
しかし報告書によると、「Americans for Citizen Voting PACの弁護士たちは、この法律がグループの憲法修正第1条の権利を侵害していると主張し、ウォーキシャ郡の裁判官に新たな要件を差し止めるよう求めた」という。弁護士たちは「これらの制限はウィスコンシン州候補者に利用可能な署名収集者のプールを縮小し、候補者が州外の支持者と連携することを妨げ、政治的メッセージの普及を制限する」と記した。
報告書はまた、「バージニア州を拠点とするAmericans for Citizen Votingは、ウィスコンシン州で投票権をアメリカ市民に限定する憲法修正案の可決を支持するために多額の資金を費やしたとウェブサイトで示している」と指摘した。「有権者は2024年11月にその修正案を承認した。」
リコール運動が投票に至らず権力の座にとどまったボスは、今年初めに政界引退を発表し、優先事項を見直すきっかけとなった健康上の不安を理由として挙げた。


