走行中に邪魔になりにくく、距離の測定も簡単に行えるランニングウォッチ。同じ腕時計型デバイスのスマートウォッチよりもランナー特化の機能が充実しています。高精度・高機能ながら安いものがあり、ランニング上級者だけでなく初心者でも手を出しやすいアイテムです。しかし、GarminやPolarなどから数多くの商品が販売されており、どれが使いやすくてGPSの測定精度が高いのかわかりませんよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のランニングウォッチ24商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめのランニングウォッチをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなランニングウォッチは「走った距離・心拍数が正確で、データが見やすく外部サービスとの連携もしっかりできる軽量な商品」。徹底検証してわかったランニングウォッチの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストなランニングウォッチを「走った距離・心拍数が正確で、データが見やすく外部サービスとの連携もしっかりできる軽量な商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のランニングウォッチ24商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。検証①:距離測定の正確さ(ランニングコース)検証②:距離測定の正確さ(トラック)検証③:心拍数測定のズレのなさ検証④:ワークアウトの使いやすさ検証⑤:使いやすさ検証⑥:本体の軽さ
おすすめスコア:4.89(2025/12/05時点)
最安価格:39,370円(2025/12/05時点)
機能が豊富で測定精度も高い。上級者から初心者まで使える
アメリカの大手GPS機器メーカー、Garminの「Forerunner 165 Music」は、2023年2月に発売された商品で、音楽機能を備えたエントリーモデルです。音楽を楽しみながらランニングをしたい人やこれから本格的なランニングを始めたい初心者におすすめの商品です。距離測定の正確さの検証では、ランニングコースで平均誤差約1.0%・トラックでは平均誤差約0.7%。どちらもズレは約1.0%以下と非常に少なく、かなり正確な距離データを記録できました。運動パフォーマンス分析に欠かせない運動ペースを精緻に把握できる商品といえるでしょう。心拍数測定のズレのなさの検証では、専門機器との平均誤差は約0.5%。120~160bpm時は約1%誤差があったものの、180bpm時は誤差0%と測定精度は高めでした。運動強度を十分精緻に把握できるため、運動のセルフコーチングに役立てられるでしょう。ワークアウトメニューは右上の「RUNボタン」を1回押すだけで開けます。メニューの一番上にはランニングが設定されているため、「RUNボタン」を3回連打するだけでランニングデータの測定を開始可能です。ワークアウト中は「RUNボタン」を押すことで一時停止・再開の操作ができるので、急なケガやアクシデントがあってもすぐに記録を止められます。ワークアウト画面の表示は充実しており、心拍数・心拍ゾーンやスプリットタイム・ラップタイム・時刻を表示可能。表示内容のカスタマイズも可能で、項目の数や配置も変更できます。自分の必要な情報をひと目でわかるように配置可能です。画面にはAMOLED(有機EL)タッチディスプレイを搭載。明るく色鮮やかな画面で、周りの明るさに関係なくはっきりと画面を確認できます。物理ボタンはもちろんのことタッチ操作にも対応しているため、スマホのように直感的に操作可能です。ワークアウト中はタッチ操作をオフにできるため、誤って記録を停止してしまったり、ラップを刻んだりしてしまうことはありません。音楽機能が充実しており、ランニングウォッチでスマホで再生中の音楽を操作できるほか、ランニングウォッチ本体に音楽を直接保存できます。加えて、SpotifyやAmazon Musicなどの音楽アプリをインストール可能。スマホで聴いているプレイリストをランニングウォッチ単体で楽しめますよ。ランニングウォッチでは珍しく決済機能を搭載。Suicaが使用できるため、財布やスマホを持ち出さずともコンビニや自動販売機で飲み物を購入できます。
おすすめスコア:4.86(2025/12/05時点)
最安価格:77,091円(2025/12/05時点)
機能や測定精度はトップクラス。本格アスリートにおすすめ
Garminの「Forerunner 965」は、2023年4月に発売された同社「Forerunnerシリーズ」の最上位モデル。高性能な各測定機能を備えており、トライアスロンやトレイルランなどの本格的なレースで、トップレベルを目指すシリアスランナーにおすすめの商品です。距離測定の正確さの検証では、ランニングコースで平均誤差約1.3%・トラックで平均誤差約0.7%。どちらもズレは非常に少なく、正しい距離データを記録できました。運動パフォーマンスの分析に欠かせない運動ペースをかなり正確に把握できるでしょう。心拍数測定のズレのなさの検証では、専門機器との平均誤差は約0.5%。120・140・180bpm時は約1%誤差があったものの、160bpm時は誤差0%と非常に高精度でした。運動パフォーマンスの分析や、トレーニング内容のコントロールに役立つ運動強度を正確に測定できます。ワークアウトメニューは右上の「START/STOPボタン」を1回押すだけでアクセス可能。メニューの一番上にはランニングが設定されているため、「START/STOPボタン」を3回連打するだけでランニングデータの測定を開始可能です。ワークアウト中は「START/STOPボタン」を押すことで一時停止・再開の操作ができるので、急なケガやアクシデントがあってもすぐに記録を止められます。ワークアウト画面の表示は充実しており、心拍数・距離・タイム・速度・高度などさまざまな情報を確認可能。画面をカスタマイズすれば、1画面に最大8つの項目を表示できます。すべての記録はあとからスマホのアプリで確認できるので、運動中に確認したい情報のみ表示させるのもよいでしょう。画面には1.4インチのAMOLED(有機EL)タッチディスプレイを搭載。色鮮やかかつ大きな画面で視認性は良好です。タッチ操作が可能で、スマホのように直感的に操作できます。ワークアウト中はタッチ操作をオフにできるため、誤操作で記録がとまることはありません。タッチ操作以外にも、本体周囲の5つのボタンで操作が可能です。手が汗や砂で汚れていても画面を汚さずに操作できます。ランニングウォッチでスマホの音楽を操作できるほか、ランニングウォッチ本体に直接音楽を保存可能です。加えて、専用アプリからSpotifyやAmazon Musicなどの音楽アプリをインストールすれば、スマホで聴いているプレイリストをランニングウォッチ単体で楽しめます。専用決済機能「Garmin Pay」はSuicaに対応。財布やスマホを持ち出さずとも、運動前後にコンビニや自動販売機で飲み物を購入できます。
おすすめスコア:4.84(2025/12/05時点)
最安価格:57,091円(2025/12/05時点)
測定精度が高く機能も充実。隙が見当たらない超優等生モデル
1989年に設立されたアメリカのGPS機器メーカー、Garminの「Forerunner 265」。2023年3月に発売された商品で、大会出場やフルマラソンの完走を目指すチャレンジランナー向きのモデルです。距離測定の正確さの検証では、ランニングコースで平均誤差約1.7%・トラックでは平均誤差約0.7%。どちらもズレは非常に少なく、かなり正確な距離データを記録できました。運動パフォーマンス分析に欠かせない運動ペースを精緻に把握できる商品といえるでしょう。心拍数測定のズレのなさの検証では、専門機器との平均誤差は約0.6%。120bpm時は約1%誤差があったものの、140~180bpm時は誤差1%未満と測定は高精度でした。運動強度を正確に把握できるため、運動パフォーマンスの分析やトレーニング内容のコントロールをしたい人におすすめです。ワークアウトメニューは右上の「RUNボタン」を1回押すだけで開けます。メニューの一番上にはランニングが設定されているため、「RUNボタン」を3回連打するだけでランニングデータの測定を開始可能です。ワークアウト中は「RUNボタン」を押すことで一時停止・再開の操作ができるので、急なケガやアクシデントがあってもすぐに記録を止められます。ワークアウト画面の表示は充実しており、心拍数・心拍ゾーンやスプリットタイム・ラップタイム・時刻を表示可能。表示内容のカスタマイズも可能で自分の必要な情報をひと目でわかるように配置できます。画面にはAMOLED(有機EL)タッチディスプレイを搭載。明るく色鮮やかな画面で、周りの明るさに関係なくはっきりと画面を確認できます。物理ボタンはもちろんのことタッチ操作にも対応しているため、スマホのように直感的に操作可能です。ワークアウト中はタッチ操作をオフにできるため、誤って停止してしまったり、ラップを刻んでしまうことはありません。ランニングウォッチ本体には音楽を直接保存できるうえ、SpotifyやAmazon Musicなどの音楽アプリをインストール可能。スマホで聴いているプレイリストをランニングウォッチ単体で楽しめます。ランニングウォッチでは珍しく決済機能を搭載。Suicaが使用できるため、財布やスマホを持ち出さずともコンビニや自動販売機で飲み物を購入できます。各測定精度が非常に高精度で運動データを正確に収集・分析が可能。ワークアウト機能はもちろん、その他の使い勝手も優れており、本格的な練習をしながら成長実感を味わいたいすべてのランナーにおすすめの商品です。
おすすめスコア:4.77(2025/12/05時点)
最安価格:79,490円(2025/12/05時点)
距離測定の精度が高い。操作も簡単で使いやすい
Garminの「Forerunner 570」は、ランナーやトライアスリート向けのGPSスマートウォッチです。マルチバンドGPSやSatIQ技術で高精度の位置情報を提供。通話・音声アシスタント・Garmin Pay・音楽ストリーミングも利用可能です。距離測定の精度が高く、実際に走った距離との誤差はランニングコースで~約1.0%・トラックで約0.8%にとどまりました。距離の正確さを重視するランナーにとって、信頼できるパフォーマンスといえます。トレーニングの成果を正確に把握したい人にも満足しやすい性能です。また、ワークアウトの開始や一時停止はワンボタンで操作できるため、操作は簡単。ワークアウト中の画面をカスタマイズでき、スプリットタイム・ラップタイムなども確認できるので、運動中にも活用しやすいでしょう。距離測定の精度を重視するランナーや、トレーニングの質を高めたい人におすすめです。50gの軽量設計で長時間の装着でも負担になりにくく、日常使いにも便利。使いやすさにこだわりたい人はチェックすべきランニングウォッチといえるでしょう。
おすすめスコア:4.76(2025/12/05時点)
最安価格:33,000円(2025/12/05時点)
各測定は高精度。ワークアウト画面をカスタマイズ可能
アメリカのバージニア州にて2014年に設立されたスタートアップ企業、COROSの「COROS PACE 3」。軽さを追求したランニングウォッチで、バンドを含めても約30gしかないほど軽量なのが特徴です。距離測定の正確さの検証では、ランニングコースで平均誤差約1.7%と高精度で距離を測定できました。測定距離が長いトラックでも平均約1.4%と高精度。より長距離を走るマラソンでもほぼ正しい距離を計測できるでしょう。心拍数測定のズレのなさの検証では、専門機器との平均誤差は約0.6%。180bpm時は約1.9%誤差があったものの、120~160bpm時の誤差はすべて1%未満と高精度でした。運動強度を正確に把握できるため、運動パフォーマンスの分析やトレーニング内容のコントロールをしたい人におすすめです。ワークアウトメニューは右上の竜頭型のボタンを1回押すだけで開けます。メニューの初期位置にはランニングが配置されているため、竜頭型のボタンを3回連打するだけでランニングの記録を開始可能です。ワークアウト中は同ボタンを押すことで一時停止・再開の操作ができるので、急なケガやアクシデントがあってもすぐに記録を止められますよ。ワークアウト画面の表示は充実しており、心拍数・ペース・距離・時間など基本的な情報を確認可能。専用のアプリで各ワークアウトごとの表示内容のカスタムも可能なので、自分の好みに合わせて表示内容を入れ替えられます。画面にはタッチパネル方式常時点灯型メモリーLCD(液晶)を搭載。画面の明るさや色鮮やかさは有機ELには劣るものの、周りの明るさに関係なくはっきりと表示内容を確認できます。タッチ操作は可能ですが、スマホに比べて反応速度は遅め。タッチ操作だけでなく、竜頭やバックボタンもあわせて使用するのがよいでしょう。ランニングウォッチ本体をPCと有線で接続すれば、mp3ファイル形式の音楽を直接保存してランニングウォッチ単体で再生可能です。一方で、スマホからの音楽追加やスマホで再生されている音楽のコントロール機能はありません。
おすすめスコア:4.75(2025/12/05時点)
最安価格:49,900円(2025/12/05時点)
ランニングはもちろんほかの機能が充実。日常でも使いやすい
大手スマートデバイスメーカー、Zepp Healthの「Amazfit Cheetah Pro」。2023年7月に発売された同ブランド初のランナー向きスマートウォッチの上位モデルで、ボディには耐久性の高いチタン合金ベゼルとCorning®Gorilla®Glass3が採用されています。距離測定の正確さの検証では、ランニングコースで平均誤差約2.3%。トラックでは平均誤差約0.5%と高い精度で距離を記録できました。運動パフォーマンス分析に欠かせない運動ペースをほぼ正確に把握できるでしょう。心拍数測定のズレのなさの検証では、専門機器との平均誤差は約0.7%。180bpm時は約1.5%誤差があったものの、120~160bpm時は誤差1%未満と高精度でした。運動強度を正確に把握できるため、セルフコーチングをしたい人におすすめです。ワークアウトメニューは、初期設定で右下の「BACKボタン」を1回押すだけで開けるように設定されています。また、盤面によっては画面の「GO」や「ワークアウトアイコン」をタップして開くことも可能です。メニューの一番上にはランニングが設定されているため、ホーム画面から「SELECTボタン」を3回連打するだけでランニングデータの測定を開始可能。ワークアウト中は「SELECTボタン」で一時停止・再開の操作ができます。ワークアウト画面の表示は充実しており、心拍数・距離・タイム・速度・高度などさまざまな情報を確認できます。画面のカスタマイズもでき、1画面に最大7つの項目を表示可能。ランニング中でも必要な情報をひと目で確認しやすいでしょう。画面には1.45インチのAMOLED(有機EL)タッチディスプレイを搭載。色鮮やかで画面も大きく、視認性は良好です。スマホのようにタッチ操作が可能で、はじめてランニングウォッチを触る人でも直感的に操作できるでしょう。竜頭型の「SELECTボタン」は回転させることで画面のスクロールが可能です。汗や砂で手が汚れていても、画面を触らずに操作できます。スマホで再生されている音楽のコントロールができるほか、音楽を直接保存可能です。事前にスマホから専用アプリへの音楽のアップロードが必要でやや手間を感じますが、ランニング中はスマホを持たなくていいので身軽に走れます。また、通知確認やウォッチ単体での通話、Alexaとの連携などスマートウォッチとしての機能も豊富で日常生活でも使いやすいでしょう。各測定精度が高く、大きな画面で運動データを把握可能。スマートウォッチとしての機能も豊富で、ランニング中だけでなく日常でスマートウォッチとしても使用したい人におすすめです。
おすすめスコア:4.7(2025/12/05時点)
最安価格:63,490円(2025/12/05時点)
ワークアウトはやや使いづらいが、測定精度が高く機能も充実
2023年9月にAppleから発売されたiPhone専用のスマートウォッチ「Apple Watch Series 9」。前モデルからプロセッサとチップが進化したハイスペックモデルで、ストレージ容量は前モデルと比べて2倍に増加した商品です。距離測定の正確さの検証では、ランニングコースで平均誤差約1.3%・トラックで平均誤差約1.0%。どちらもズレは非常に少なく、正しい距離データを記録できました。運動パフォーマンス分析に欠かせない運動ペースをかなり正確に把握できるでしょう。心拍数測定のズレのなさの検証では、専門機器との平均誤差は約0.6%。120bpmと180bpm時は約1%誤差があったものの、140~160bpm時は誤差1%未満と高い精度で測定できました。運動強度を十分精緻に把握できるため、運動のセルフコーチングに役立てられるでしょう。ワークアウトメニューへのアクセスは、都度全体のメニュー画面からアクセスする必要があります。ホーム画面からワンアクションで開けず、やや手間がかかりました。ワークアウト画面の表示は充実しており、心拍数・距離・タイム・速度など基本的な情報はもちろん、高度やパワーをグラフで確認できます。表示項目のカスタマイズもでき、1画面に最大4つの項目を表示可能。ワークアウトごとに表示項目を設定できるので、様々なワークアウトで利用する人におすすめです。画面にはLTPO OLED常時表示Retinaディスプレイ(有機EL)を搭載。最大2,000ニトの輝度と色鮮やかな表示で、周りの明るさに関係なくはっきりと画面を確認できました。画面はタッチ操作に対応しており、スマホのように直感的に操作可能です。しかし、ワークアウト中はタッチ操作をオフにできないため、気づかない間に誤操作してしまうことも。一時停止やワークアウトの終了にはタッチ操作が必須であるため、ランニングで汗をかいていても手で触れる必要があります。ワークアウトの操作性は高いとはいえないでしょう。本体に入っているミュージックアプリを使えば、本体に保存されている楽曲の再生や、iPhoneのアプリ「Apple Music」の操作が可能です。また、SpotifyやAmazon Musicなどの音楽アプリのインストールも可能で、スマホで聴いているプレイリストをランニングウォッチ単体で楽しめます。決済機能も充実しており、Suicaはもちろんクレジットカードのタッチ決済やQR決済にも対応。ランニングにスマホをもっていかなくても、音楽や買い物を楽しめます。
おすすめスコア:4.66(2025/12/05時点)
最安価格:39,900円(2025/12/05時点)
心拍数測定はトップクラスに正確。操作しやすく、機能も豊富
多数のスマートデバイスを販売する大手メーカー、Zepp Healthの「Amazfit Cheetah」。2023年7月に発売された同ブランド初のランナー向きスマートウォッチのスタンダードモデルで、ボディには軽量な繊維強化ポリマー製ミドルフレームが採用されています。距離測定の正確さの検証では、ランニングコースで平均誤差約2.7%・トラックで平均誤差約1.8%。木や建物などの障害物があるランニングコースではやや誤差があったものの、記録に大きな影響が出るほどではないでしょう。心拍数測定のズレのなさの検証では、専門機器との平均誤差は約0.2%。今回検証した商品のなかでもトップクラスの測定精度で、120~180bpmすべての計測で誤差1%未満と非常に優秀でした。運動パフォーマンスの分析や、トレーニング内容のコントロールに役立つ運動強度を正確に測定できます。ワークアウトメニューは、初期設定で右下の「BACKボタン」を1回押せば開けるので非常に簡単。また、盤面によっては画面の「GO」や「ワークアウトアイコン」をタップして開くことも可能です。ワークアウトメニューの一番上にはランニングが設定されているため、ホーム画面から「SELECTボタン」を3回連打するだけでランニングデータの測定を開始できます。ワークアウト画面の表示は充実しており、心拍数・距離・タイム・速度・高度などさまざまな情報を確認できます。画面をカスタマイズすれば、1画面に最大7つの項目を表示可能。すべての記録はあとからスマホのアプリで確認できるので、運動中に確認したい情報のみ表示させるのもよいでしょう。画面には1.45インチのAMOLED(有機EL)タッチディスプレイを搭載。色鮮やかで大きな画面で視認性は良好です。タッチ操作が可能で、スマホのように直感的に操作できます。タッチ操作以外にも、サイドにある2つのボタンでも操作ができ、竜頭型の「SELECTボタン」は回転させることで画面のスクロールが可能です。汗や砂で手が汚れていても、画面を触らずに操作できますよ。音楽機能では、スマホで再生されている音楽のコントロールができるうえに、本体に音楽を直接保存して再生も可能。事前にスマホから音楽を取り込む手間が必要ですが、音楽再生がランニングウォッチ本体で完結するため、ランニングにスマホを持ち出す必要がなくなりますよ。LINEやメールの通知機能やウォッチ単体での通話機能など、スマートウォッチとしての機能も充実しています。
おすすめスコア:4.66(2025/12/04時点)
最安価格:25,000円(2025/12/04時点)
ワークアウトが使いやすく、距離の測定精度が高い
「WATCH GT Runner」は、世界有数の通信機器メーカーであるHUAWEIから2023年10月に発売された、ランニング特化のスマートウォッチです。本体には軽量ながら耐久性に優れた高強度複合繊維やチタン合金を採用しています。距離測定の正確さの検証では、ランニングコースで平均誤差約1.3%と高精度で距離を測定できました。測定距離が長いトラックでは平均誤差約2.5%とランニングコースよりも差が大きくなりましたが、記録に大きな影響が出るほどではないでしょう。心拍数測定のズレのなさの検証では、専門機器との平均誤差は約0.8%。120bpm時は約2%の誤差があったものの心拍数を上げるにつれて誤差は小さくなり、180bpm時の誤差は0%でした。ハードな運動をする人ほど正確に心拍数を測定できる商品といえます。ワークアウトメニューは右下の「SPORT・LAPボタン」で開けます。初期設定ではメニューの一番上が「コースと計画」ですが設定で変更可能。ランニングを一番上にすればホーム画面からボタンを3回連打してランニングデータの測定を開始できます。また、盤面によってはホーム画面のワークアウトマークでメニューを開くことも可能です。ワークアウト中は「HOMEボタン」を押すことで一時停止・再開の操作ができるので、急なケガやアクシデントがあってもすぐに記録を止められます。ワークアウト画面の表示は充実しており、心拍数・タイム・距離など基本的な情報を確認可能。また、マップでリアルタイムの現在位置や日の入り・日の出時間の確認ができます。画面のカスタマイズも可能で、自分の好みに合わせて表示内容を入れ替えられますよ。画面には1.43インチ AMOLED(有機EL) タッチディスプレイを搭載。色鮮やかで大きな画面で運動内容を確認できます。スマホのようにタッチ操作が可能で、はじめてランニングウォッチを触る人でも直感的に操作できるでしょう。竜頭型の「SELECTボタン」は回転させることで画面のスクロールが可能です。ワークアウト中はタッチ操作をオフにできるため、誤操作することはないでしょう。また、ワークアウトの一時停止や終了はボタン操作ででき、汗や砂で汚れた手で画面を触る必要はありません。スマホで再生されている音楽のコントロールができます。また、本体に直接音楽の保存もできますが、もともと専用アプリに入っている音楽に限られるので、好みの曲を自由に入れられません。決済機能もないため、ランニング中に音楽を聴いたり、ランニング後に飲み物を買ったりしたい人はスマホを持って走る必要があります。
おすすめスコア:4.64(2025/12/05時点)
最安価格:110,625円(2025/12/05時点)
距離測定が高精度。決済など機能も充実している
Garminの「Forerunner 970」は、ランナーやトライアスリート向けのプレミアムGPSスマートウォッチです。軽量なチタンベゼルとサファイアクリスタルレンズを採用し、耐久性とデザインを両立しています。トラック走行時の距離測定の正確さが非常に優秀。平均誤差は約0.4%にとどまり、正確なデータを記録しました。ランニングコースでも誤差は約2.3%と小さく、実際の走行距離に近い数値を記録できます。正確な距離管理が求められるランナーにとって、頼れる相棒といえるでしょう。画面には1.4インチのAMOLED(有機EL)タッチディスプレイを搭載。色鮮やかかつ大きな画面で視認性は良好です。タッチ操作に対応しているので、スマホのように直感的に操作できます。サードパーティ製の音楽プロバイダをインストールできるほか、決済機能も備えており、使いやすさは申し分なしです。距離測定の正確さや使いやすさを重視する人には選択肢になるでしょう。ワークアウトで活用したい人にも満足しやすいランニングウィッチといえます。
監修者:弘山 勉(筑波大学陸上競技部・男子駅伝前監督)
ガイド:八幡康平(元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電・カーバイク用品担当)
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