持ち運びやすさとパフォーマンスを兼ね備えた、マイクロソフト SurfaceのタブレットPC(Surface Pro)。キーボード着脱式でノートパソコンのようにも使えるため、外出先での作業や動画視聴にもぴったりです。高性能なCPUと洗練されたデザインが魅力のSurface Proシリーズは、仕事や学習に活用したい人から支持されています。一方で、モデルごとの性能差や価格の違い、「最新のSurface Proと旧モデルの違いがわかりにくい」「Surfaceの選び方が難しい」といった口コミもあり、気になることが多いですよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のマイクロソフト SurfaceのタブレットPC3商品を集め、7個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめのマイクロソフト SurfaceのタブレットPCをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなマイクロソフト SurfaceのタブレットPCは「快適な作業を支える性能と携帯性を両立している商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストなマイクロソフト SurfaceのタブレットPCを「快適な作業を支える性能と携帯性を両立している商品」と定義。ベストな商品を探すために、最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のマイクロソフト SurfaceのタブレットPC3商品を集め、以下の7個のポイントで徹底検証しました。検証①:処理性能の高さ検証②:画面の見やすさ検証③:バッテリー持ちのよさ検証④:本体の熱くなりにくさ検証⑤:稼動音の静かさ検証⑥:持ち運びやすさ検証⑦:タブレットとしての使いやすさ
おすすめスコア:4.52(2025/12/05時点)
最安価格:191,861円(2025/12/05時点)
高性能と携帯性を両立。発熱にはやや注意が必要
マイクロソフトが展開するSurface Proシリーズの「Surface Pro 第11世代 13 インチ(Snapdragon X Elite)」は、高性能プロセッサと携帯性を兼ね備えた2in1タブレットPCです。シリーズ内でもパフォーマンス重視の上位モデルにあたる本機は、外出先でも本格的な作業を求めるユーザーに適した仕様となっています。Cinebench R23ではマルチコア性能が平均9,408.33pts、シングルコア性能が平均1,316.33ptsと、いずれも高い処理性能を示しました。グラフィックス面でも優れており、メモリは16GBでマルチタスクにも強い構成です。ストレージ性能もCrystalDiskMarkでシーケンシャルリード3,629.29MB/s、ライト2,523.53MB/sと標準的な速度を記録しており、重めの作業でも快適に対応できます。加えて、タブレットとしての使いやすさにも優れており、スタンド機能や120Hzの高リフレッシュレート、タッチ・ペン操作対応など、単体でも使い勝手のよさが際立ちました。稼働音は37.23dBと非常に静かで、静音環境でも気兼ねなく使用できます。本体重量は880g、高さは0.93cmとスリムで、持ち運びのしやすさも魅力です。画面は600nitの明るさと2880×1920pxの解像度で、視野角の広さも確認されました。本体の発熱については注意が必要です。検証では背面の最高温度が45.77℃、平均でも41.97℃と高めの傾向が見られ、長時間の使用では筐体の熱が気になる場面も想定されます。しかし、処理性能はシリーズ内でも高く、Surface Proのなかでもパフォーマンスを最重視する人や、外出先で本格的な作業を行いたい人にとって、有力な選択肢といえます。
おすすめスコア:4.47(2025/12/05時点)
最安価格:134,779円(2025/12/05時点)
軽さと電力効率が魅力。日常的な用途には十分
マイクロソフトが展開するSurfaceシリーズのタブレットPC「Surface Pro 第11世代 12 インチ(Snapdragon X Plus)」は、薄型軽量のボディと携帯性を活かしたモバイル向けモデルとして展開されています。シリーズのなかでも機動性に特化した構成で、外出先での作業を想定した使い方に適しているでしょう。Snapdragon X Plusを搭載し、電力効率に優れた設計が特徴です。バッテリー持ちは長時間駆動が可能な水準で、外出中でも安心して使える結果でした。また、本体重量は690gと非常に軽量で、高さも0.78cmとスリムな設計です。視野角が広く、高精細な解像度を備えたディスプレイも魅力で、さまざまな姿勢や角度からでも見やすさが損なわれません。処理性能の検証では、Cinebench R23のマルチコア性能が平均5,945pts、シングルコア性能が平均1,119.33ptsと、いずれも標準的な水準でした。ストレージ性能も、CrystalDiskMarkにおいてシーケンシャルリード3838.06MB/s、ライト443.30MB/sという結果で、日常的な使用には十分といえる性能です。しかし、グラフィック性能は高評価な一方、ランダムアクセス速度は抑えめで、アプリの起動や画面切り替えなどでは、場面によって動作がわずかに遅く感じられる可能性があります。コンパクトかつ長時間駆動を求める人に適しており、外出先での作業や会議用デバイスとして活用したい人におすすめです。高精細な表示やバッテリー性能を重視する人にとって、有力な選択肢となり得ます。
おすすめスコア:4.38(2025/12/05時点)
最安価格:181,391円(2025/12/05時点)
高性能と画面の見やすさが魅力。発熱が気になる場面も
マイクロソフトが展開するSurfaceシリーズの「Surface Pro 第11世代 13 インチ(Snapdragon X Plus)」は、タブレットとノートPCの機能を兼ね備えた2in1モデルです。高性能とモバイル性を両立したモデルとして位置づけられており、外出先での作業が多いユーザーを中心に注目を集めています。処理性能では、Cinebench R23でマルチコア性能が平均7,715.33pts、シングルコア性能が平均1,131.33ptsと高い水準を記録し、3DMarkでも優れたグラフィック性能が確認されました。さらに、メモリ容量は16GBでマルチタスクにも対応しやすく、CrystalDiskMarkのシーケンシャルリードは3,680.79MB/s、ライトは2,509.33MB/sという結果でした。ChromeやZoom、Slackなどのビジネス向けアプリを同時に立ち上げるようなマルチタスクも快適に行えるでしょう。携帯性にも優れており、本体重量は870g、高さは0.93cmと軽量スリムな設計で、荷物を最小限に抑えたい人にも扱いやすい仕様です。ディスプレイも最大輝度600nit、解像度2880×1920pxと非常に高精細で、広い視野角も備えており、視認性の高さが際立っていました。稼働音も非常に静かで、静音環境での使用にも適しています。しかし、本体の発熱についてはやや注意が必要です。検証では背面の最高温度が46.83℃に達する場面もあり、全体的に発熱が気になる傾向が見られました。長時間使用時の本体温度に敏感な人には留意してほしいポイントといえます。
監修者:平田俊明(東京情報デザイン専門職大学教授)
ガイド:片岡優(マイベスト アウトドア・スポーツ用品・PC・PC周辺機器・ネットワーク担当/キャンプインストラクター)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


