東証グロース市場に上場する株式会社TORICO(7138)は26日、100%出資子会社「株式会社TORICO Ethereum(トリコ・イーサリアム)」の設立手続きが完了したと発表した。同社は2025年12月17日に子会社設立を公表しており、約1カ月で設立を完了させた。
新設された子会社の資本金は100万円で、本社は東京都千代田区に置く。事業内容は暗号資産(仮想通貨)、ブロックチェーン技術及び金融リテラシーに関する調査、研究及びコンサルティング、市場調査、宣伝及び広告業務となる。代表取締役には尾下順治氏が就任した。
TORICOは子会社を通じたマーケティング、コンサルティング、PR活動により、親会社株式及びイーサリアムへの関心を高める方針だ。中長期的には親会社におけるETH運用高の拡大と企業価値の向上に寄与すると見込んでいる。
TORICOは2025年7月に暗号資産投資事業を開始して以降、継続的にイーサリアム
ETHを購入している。直近では1月23日に466ETHを約2億2,000万円で追加購入し、総保有量が1,684ETHに到達した。平均取得単価は約48.6万円で、総取得価額は約8億2,000万円に達している。
同社は本子会社の設立が当事業年度の連結業績に与える影響は軽微としている。ただし中長期的な企業価値向上を目指す戦略の一環として位置付けており、今後の進捗状況については適時開示及び同社ウェブサイトを通じて公表するとしている。
日本の上場企業による暗号資産戦略の専門組織設立は、機関投資家の暗号資産参入が本格化する中での動きとして注目される。
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