生ごみを加熱処理して量とニオイを軽減できる生ごみ処理機は「生ごみ乾燥機」とも呼ばれており、あまり気分がのらない生ごみ処分の負担を減らせる便利なアイテムです。一方で「そもそも買う必要があるの?」「生ごみ処理機っていらないんじゃない?」という疑問や、パナソニックや島産業などいろいろなメーカーがあり、どれが自分にぴったりなのか分からず、悩んでしまいますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の生ごみ処理機7商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめの生ごみ処理機をランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな生ごみ処理機は「ニオイが少なくて稼動音が小さい、手入れが簡単な生ごみ処理機」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
mybestではベストな生ごみ処理機を「ニオイが少なくて稼動音が小さい、手入れが簡単な生ごみ処理機」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の生ごみ処理機7商品を集め、以下の5個のポイントで徹底検証しました。検証①:処理後のニオイ検証②:処理中のニオイ検証③:使いやすさ検証④:お手入れのしやすさ検証⑤:稼動音の大きさ
おすすめスコア:4.68(2026/01/28時点)
最安価格:19,295円(2026/01/28時点)
迷ったらこれ!ニオイが少なく使い勝手もおすすめの一台
「パリパリキューブ パリパリキュー PPC-11-BK」は、ニオイを抑えたうえで使い勝手にもこだわりたい人におすすめです。今回の検証ではすべての項目でトップクラスの評価を獲得。どの生ごみ処理機を買うか迷ったらまず検討したい商品です。ニオイは処理中も処理後もほとんどなく、キッチンに置いても問題ありません。また生ごみをセットするときは水を切るだけ。こまごまとした下処理を行う必要がないのも魅力的です。処理後のごみを捨てるときもネットごと入れられるので手をほとんど汚さずに処分完了。生ごみを捨てるときの不快感はほぼ感じません。就寝前に三角コーナーからネットごとセットすれば、ほとんどニオイを出さずに翌朝には処理完了。手軽さと脱臭能力、どちらも文句なしのおすすめの一台です。
おすすめスコア:4.3(2026/01/26時点)
最安価格:20,980円(2026/01/26時点)
使いやすさはトップクラス!コスパを重視するならこの一台
「パリパリキューブ 生ごみ減量乾燥機 パリパリキューブライト アルファ PCL-33」はコスパを重視したい人におすすめです。今回の検証で、「処理中のニオイ」と「使いやすさ」ではトップレベルの評価を獲得しました。使用前の下処理は上位の「パリパリキューブ パリパリキュー PPC-11-PG」と同じく、生ごみの水を切るだけでOK。他社の商品と比べて島産業の生ごみ処理機は簡単に使えるところが魅力的です。一方「処理中のニオイ」はトップレベルの評価を獲得しているものの、処理後のニオイは少し気になるところ。検証では魚の油のニオイがまだ残っていました。また「お手入れのしやすさ」も乾燥式のなかではいまいち。これも魚の油が広範囲に焦げついていたためです。食べ残しの魚を処分するときは入れる量に気をつけるとより快適に使えるでしょう。とはいえ、おすすめ上位の商品に比べて約半額で購入できるところは魅力的。生ごみ処理機の導入コストを抑えたい人にはおすすめです。
おすすめスコア:4.15(2026/01/28時点)
最安価格:65,390円(2026/01/28時点)
静かで就寝中に使いやすい。処理中のニオイが惜しいところ
カナダで生まれ、2017年に日本に上陸した「FoodCycler FC-1001」。生ごみを入れる容器を食洗機で洗えると謳っているだけあり、今回の検証でもお手入れのしやすさで、粉砕式のなかでは高い評価を獲得しました。稼動音の大きさについても今回検証した商品のなかでは高い評価を獲得。平均稼動音は43dBで、就寝中に稼動させても気になりません。脱臭能力も処理中・処理後ともに堅調。ただ生ごみの粉砕が始まったときにやや魚のニオイが漏れてきました。とはいえニオイが強めに出ていた時間は約30分程度だったため、これも就寝中に稼動させれば気にならないでしょう。SDGs先進国で生まれただけあって手堅い評価を得た本商品。ほかの商品と比較してやや高価格帯に属しますが、自治体によっては助成金の対象商品であるため、お住まいの自治体が対象か調べたうえで、性能重視で購入を検討してください。
おすすめスコア:4.04(2026/01/28時点)
最安価格:41,800円(2026/01/28時点)
処理後のニオイはばっちり脱臭。お手入れに手間がかかる
recolteの「生ごみ処理機 RDP-1」は、粉砕式の商品。検証したところ処理後のニオイはほとんど残らず、処理後のごみもしっかり水分が抜けていました。付属品で掃除用ブラシが付いているのもうれしいところ。今回検証した粉砕式の商品のなかでは唯一、生ごみを粉砕したときに舞い上がった細かい粉を簡単に掃除できます。一方で処理中のニオイは惜しい結果に。生ごみを入れた直後から1時間半前後まで魚のニオイが強く漏れていました。また処理後のごみの捨てやすさももう一歩。容器をひっくり返して少し振っただけでは取りきれないので、付属のブラシで丁寧に掃き出しましょう。とはいえ一番気になる処理後の生ごみ臭は問題なし。しっかり処理されたごみは堆肥としても使えるので、家庭菜園をしている人や観葉植物を育てている人は検討の価値ありです。
おすすめスコア:3.85(2026/01/28時点)
最安価格:60,192円(2026/01/28時点)
静音性はトップクラス。生ごみの下処理がやや複雑
2022年に日本に上陸し、蔦屋家電+ 大賞を獲得したことで一躍その名前を知られることになったloofenの「生ゴミ乾燥機 SLW01」。今回の検証では最も稼動音が小さく、就寝中の使用に向いています。ただ生ごみの処理方法がやや面倒な点が惜しいところ。魚介類は一旦洗ってから処理機内に入れる必要があり、三角コーナーの生ごみをさっと簡単に処分することは難しいでしょう。また稼動中に処理機の扉を開けると運転時間がリセットされてしまうのも難点です。生ごみを追加しながら使用できると謳っていますが、そのぶん処理時間が長くなってしまいます。シンプルなデザインと高い静音性はキッチン使用に馴染みますが、機能性はもう一歩。今後のバージョンアップに期待です。
おすすめスコア:3.62(2026/01/28時点)
最安価格:52,880円(2026/01/28時点)
処理後のゴミ捨ては簡単だが、脱臭力はいまいち
洗練されたデザインで異彩を放つ「NAGUALEP 家庭用生ごみ処理機 NA-2」。処理後のごみが容器内の2か所に固まるため、捨てるときに取りこぼしが発生しにくいところが魅力です。しかし脱臭力はいまいちの結果に。処理中もさることながら、処理後のごみからも魚のニオイが強く感じられました。ニオイが室内に充満してしまうため、室内で使う場合は換気扇を回すだけでなく、窓を開けてしっかり換気しながら使う必要があります。また本体の後ろ側についている排気口から水分が出てくる場合があり、使用するときは壁との間に隙間を設けたほうがいいでしょう。
おすすめスコア:3.55(2026/01/28時点)
最安価格:79,100円(2026/01/28時点)
たっぷり容量で処理時間も短いが、脱臭力はもう一歩
今回のラインナップのなかで唯一、活性炭フィルターではない方法で生ごみの脱臭を行う「家庭用生ごみ処理機 MS-N53XD」。今回の検証では200gの生ごみを投入しましたが、処理にかかる時間が最も短く、1時間半程度で処理できました。しかし肝心の脱臭力はいまひとつ。特に処理中は触媒特有のニオイが強く発生するため、キッチンで使用する場合は換気扇を回したり窓を開けたりするなどの工夫をしたほうが良いでしょう。処理後のニオイも焦げ臭さが残っており、しっかり脱臭できているとはいえない結果でした。今回の検証機のなかでは1回あたりの最大処理量が最も多く、約2kgの生ごみを入れられます。家族が多い人や食べ盛りのお子さんがいる人には検討の余地ありです。
監修者:石川英一(におい・かおり環境アドバイザー)
ガイド:奥田貴穂(元家電量販店員・家電製品アドバイザー/マイベスト 白物・調理家電担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


