米暗号資産企業のストラテジー(旧マイクロストラテジー)は1日、ビットコイン(BTC)の値下がりで自社株価が下落を続ける中、2026年3月のSTRC優先株配当を25ベーシスポイント引き上げた。
ストラテジーは世界最大のビットコイン(BTC)保有企業である。STRCの配当利回りは、株価を100ドルの額面付近で維持し、価格変動を抑制するために毎月設定される。
重要性:
- ビットコインの値下がりは、マイクロストラテジーのクラスA株式MSTRとバランスシートの双方に影響を与えている。
- MSTR株はBTCの値下がりの中で、年初来で14.77%下落している。基軸通貨であるビットコインも同期間で約24%値下がりした。
- STRCは100ドルの額面近くで安定しており、MSTR株の変動性と対照的。
詳細:
- マイケル・セイラー執行会長が、X(旧Twitter)でSTRC配当利回り11.50%を発表した。2月は11.25%だった。
- 今回の3月の利回り引き上げは、2025年7月の市場取引開始以来7回目の増配となる。
- ストラテジーは配当を毎月設定し、株価を100ドルの額面付近に保つ。
- フォン・リーCEOは2月、BTC購入に関し、普通株より優先株発行へ軸足を移す方針を示した。
全体像:
- ストラテジーは世界最大の企業BTC保有量を誇り、66億ドルの含み損にもかかわらずBTCの買い増しを継続している。
- 優先株への転換は、MSTR株式希薄化よりも低ボラティリティの資金調達手段を提供する。
- BTCの現在の値下がりは、ストラテジーの積み増し戦略が長期的な下落局面でも維持できるかを試す局面である。