投資運用会社VanEck(ヴァンエック)のJan van Eck(ヤン・ファン・エック)CEOは3月2日、米CNBCの番組に出演し、ビットコイン(BTC)の価格が底に近づいており、今年中に緩やかな上昇が始まると予想していると述べた。

同氏は「現在は昨年10月の高値から依然として50%以上下落している」と現状を認めつつも、底打ちの根拠として4年ごとの半減期サイクルを挙げた。

ファン・エック氏は「ビットコインには3年連続で上昇し、4年目に大幅に下落する投資サイクルが存在する。2026年はまさにその4年目にあたるため、現在はビットコインの弱気相場にある。しかし今は底を形成しつつあると考えている」と語り、市場の複雑な分析を一切せずとも説明できると強調した。

暗号資産(仮想通貨)全般の将来性についても言及し、中東情勢の緊迫化を背景に、暗号資産の決済インフラが経済的不確実性の高まる局面で資金移動の重要な手段になり得るとの見方を示し、長期的な需要を肯定的に捉えていると話した。

投資家が注目すべき点としては、4年サイクルの終息とファンダメンタルズの回復を挙げており、市場が底を確認し、本格的な資金流入に転じるかどうかが、今後の市場トレンドを左右する重要な転換点だと同氏は強調している。

|文・編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock

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