カルダノ・エイダ(ADA)を支える非営利団体のカルダノ財団は2026年3月5日に、スイスの暗号資産サービスプロバイダーである「DFX swiss」のプラットフォームにカルダノのブロックチェーンが統合されたことを発表しました。カルダノ・エイダ(ADA)を支える非営利団体のカルダノ財団は2026年3月5日に、スイスの暗号資産サービスプロバイダーである「DFX swiss」のプラットフォームにカルダノのブロックチェーンが統合されたことを発表しました。

スイスのSPAR全137店舗で「ADA決済」が可能に|実用化へ一歩

2026/03/06 11:30
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この記事の要点

  • カルダノ財団が2026年3月5日、DFX swissへのカルダノ統合を発表
  • スイスのスーパーマーケット「SPAR」137店舗でADA決済が可能に
  • 決済標準「Open Crypto Pay」でリアルタイム決済を実現
  • 実店舗の小売決済でカルダノが直接利用される初の事例

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スイスの大手スーパーマーケットでADA決済が可能に

カルダノ・エイダ(ADA)を支える非営利団体のカルダノ財団は2026年3月5日に、スイスの暗号資産サービスプロバイダーである「DFX swiss」のプラットフォームにカルダノのブロックチェーンが統合されたことを発表しました。

この統合により、スイス国内にあるスーパーマーケット「SPAR」の137店舗において、ADAを用いた直接決済が可能となりました。

SPAR(スパー)は、グローバルライセンスを通じて50カ国で事業を展開する世界最大の小売りチェーンであり、2025年4月には「DFX Swiss」との提携を通じて、スイス・ツーク市のスーパーでビットコイン決済を試験導入、その後は対応店舗&対応銘柄の拡大を続けていることが報告されていました。

今回の取り組みは、ADAの実社会におけるユースケースを拡大する重要なステップであり、実店舗での小売決済にカルダノがシームレスに統合される初めての事例であると報告されています。

Open Crypto Payの仕組みと店舗側のメリット

今回の決済システムの核心にあるのは、DFX.swissが開発した決済標準「Open Crypto Pay」です。このシステムにより、顧客は中央集権的な暗号資産取引所(CEX)に依存することなく、リアルタイムでADA決済を行うことが可能になります。

特筆すべき点は、ネイティブなウォレットから直接ADAトークンを使用してレジで支払いができるという利便性の高さにあります。

また、このシステムは消費者だけでなく、導入する店舗側にも「取引コストの大幅な削減」という明確な経済的メリットをもたらします。従来のカード決済や決済プロバイダーと比較した「Open Crypto Pay」の利点としては、以下のようなものが挙げられています。

【Open Crypto Pay導入の主なメリット】

  • 取引手数料の大幅な削減:
    従来の決済ソリューションと比較して、取引手数料を約3分の2(約66%)削減することが可能であり、小売業者にとって大きなコストダウンにつながる。
  • 即時決済処理:
    ブロックチェーン技術を活用することで、リアルタイムでの決済処理が実行される。
  • シームレスな法定通貨への統合:
    DFX swissのオンランプ/オフランプ(暗号資産と法定通貨の交換)インフラにより、店舗やユーザーは追加の仲介者を介さずに、ADAを直接法定通貨に交換・換金することが可能。

日常生活への浸透とデジタル資産活用の未来

今回の提携は単なる決済手段の追加にとどまらず、デジタル資産を長期的な資産形成と日常消費の両面で活用するエコシステムの構築を目指しています。

スイスのフィンテック企業「Brick Towers」が提供するアプリ「urble」もこのインフラを活用しており、ユーザーはADAを長期的な貯蓄目標(子供やパートナーのための貯金など)に利用しながら、必要に応じてアプリ経由で直接支払いを行うことができます。

カルダノ財団のCEOであるフレデリック・グレガード氏は、今回の進展について次のように述べています。

また、DFX swissのCEOであるシリル・トメン氏や、Brick Towersの共同CEOであるラルフ・ホファッカー氏も、暗号資産(仮想通貨)を投機的な手段から「日常のツール」へと転換させる重要性を強調しています。スーパーマーケットのレジという最も身近な場所での利用開始は、暗号資産のマスアダプション(一般普及)に向けた強力なシグナルになると期待されています。

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source:Cardano Foundation
サムネイル:AIによる生成画像

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