リップル日足チャート 2025年12月5日
リップル4時間足チャート 2025年12月5日
リップル1時間足チャート 2025年12月5日
リップル(XRP)は現在、2.09ドル付近を推移している。昨日は日足短期HMAを維持できずに下落し、日足中期HMA付近まで下落している状況だ。足元では日足中期HMAに支えられて短期的な下落圧がやや後退しているが、4時間足レベルでは下降の波が再開しやすい形が続いている。
今後は1時間足長期HMAを上抜けずに推移し、日足中期HMAおよび4時間足長期HMAを下抜けた場合、中期目線で下降再開と判断しやすい局面となる。この条件が揃う場合、下値目安として直近安値ラインである1.985ドル付近までの下落が想定される。
中長期的にも、上記条件が満たされれば下降トレンド継続と判断しやすい。4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近で一度下落が止まりやすいものの、そこで押し目を作った後に1.985ドルを明確に下抜けた場合は、次の下値として1.82ドル付近までの調整も視野に入れておく必要がある。反発が弱い場合は戻り売り優勢の地合いが続く点に留意したい。
ビットコイン日足チャート 2025年12月5日
ビットコイン4時間足チャート 2025年12月5日
ビットコイン1時間足チャート 2025年12月5日
ビットコイン(BTC)は現在、92,000ドル付近を推移している。昨日は横ばい相場から下落し、一時日足短期HMA付近まで下落したものの、その後は下落圧が弱まり反発した。直近では1時間足長期HMAを下限とした推移が続き、短期的には下げ止まりの様相を見せている。
現状、4時間足では上昇圧の減少が読み取れるが、現在の価格帯は4時間足レベルで上昇の押し目起点となりやすい位置である点は注視したい。今後は1時間足長期HMAを維持したまま上昇へ転じ、1時間足中期HMAを上抜けたうえで1時間足の上昇ダウが成立した場合、短期〜中期目線で96,300ドル付近までの上昇が期待できるだろう。
ただし、より長期の視点では下降トレンドの押し目形成中と判断でき、上昇した後に横ばい相場へ移行する可能性や急落リスクは依然残っている。そのため、ロングを検討する場合でも深追いせず、直近安値割れを明確な撤退基準とする必要がある局面である。
イーサリアム日足チャート 2025年12月5日
イーサリアム4時間足チャート 2025年12月5日
イーサリアム1時間足チャート 2025年12月5日
イーサリアム(ETH)は現在、3,160ドル付近を推移している。昨日は4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近で反発後に短期的な下落となったが、3,095ドル付近で下げ止まり、現在は1時間足一目均衡表雲に沿う形で反発上昇へ転じている。
現状のチャート配置は4時間足レベルで上昇の押し目形成と判断できるため、今後は1時間足長期HMAを下抜けずに推移し、1時間足中期HMAを上抜けた場合、上昇再開の条件が整ってくる。そのうえで1時間足レベルの上昇トレンドを形成しながら3,250ドルを明確に上抜けた場合、ロングエントリーの優位性が高まり、日足一目均衡表雲下端である3,450ドル付近までの上昇を狙いやすいだろう。ただし、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドに価格が到達した際は勢いの限界点となりやすいため、早期利確を検討したい。
中長期的には、上記シナリオが進行した場合、日足で意識される戻り高値や一目均衡表雲を上抜けできるかが重要となる。これらを上抜ければ長期的にも買い優勢へ転換する可能性が高まるが、反発となった場合は長期下降トレンド再開のリスクが残るため、値動きの失速には警戒しておきたい。
トンコイン日足チャート 2025年12月5日
トンコイン4時間足チャート 2025年12月5日
トンコイン1時間足チャート 2025年12月5日
トンコイン(TON)は現在、1.60ドル付近を推移している。昨日は日足で意識される直近高値ラインの1.66ドル付近で反発後に短期的な下落となったが、日足短期HMAおよび1時間足長期HMA付近で下げ止まり、足元では下落圧が徐々に後退している。
現状、日足MACDからは売り圧の減少が読み取れ、4時間足レベルでは現在価格帯が上昇の押し目と判断できる位置にある。このことから今後、日足短期HMAと1時間足長期HMAを割らずに推移し、1時間足中期HMAを上抜けたのち、1時間足レベルで上昇のダウ理論を形成しながら1.66ドルを明確に上抜けする場合、短期〜中期のロング優位が強まる。この条件がそろえば、日足一目均衡表雲下端付近の1.8ドルから1.83ドル付近までの上昇が期待できるだろう。
ただし、1.66ドル上にはスクイーズ状態の4時間足ボリンジャーバンドが控えており、上昇を継続させるにはバンドのエクスパンションを誘発する強い上昇圧が必要となる。反発が弱くバンドに押し戻される場合は、ロングエントリーの慎重な判断が求められ、早期利確の検討も必要になる。
長期的には上昇傾向へ傾きつつあるものの、上値には日足一目均衡表雲が位置しており、完全な上昇転換には至っていない。雲を上抜けするまでは下落リスクを残す構図のため、短中期で上昇を狙う場合でもリスク管理を重視しながら相場を追うべき局面である。
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